平成19年度協同組合さわやかグル-プ
事 業 報 告 書
一般情勢
わが国は、急激な少子・高齢化社会に入り、熟年労働者の退職など大きな転換期を迎えており、国をあげて抜本的な対策が求められています。
経済環境は、米国のサブプライム問題に端を発した金融収縮の影響を受けて下げ振れ懸念が増しており、加えて原油・原材料価格の高騰や急激な円高の進行、株価の下落などにより、減速傾向が強まっています。
地域間・企業間などでの格差が拡大し、中小・零細企業は依然として厳しい経営環境に置かれています。
労務・社会保障関係では、非正規雇用者の増加や、低所得・貧困層の増大などのひずみを生じており、後期高齢者医療保険の導入による年金収入の目減りや、国民健康保険料の滞納の増加などにも抜本的な改革が期待されています。
事業の概況
こうした状況下にあって当組合は、労働保険事務組合の本来の目的を果たすべく、保険業務を確実に推進し、組合員の労務・経営の充実を図るため、諸事業を 展開してまいりました。
事業報告書・協同組合さわやかグループ・平成19年の続きを読む